上郷柳川瀬排水機場
この地域は矢作川右岸の碧海台地に囲まれた低地帯であり、常に湛水の常習地として度々の水害に悩まされ、雨季には水とのたたかいに明け暮れ、農民の心休まることはありませんでした。
昭和53年度に県営1級河川家下川の改修、更に国営家下川樋門改修等が実施され、農地のほか住宅地等の一定地域の水を、強制的に排水するポンプ場です。
河川の水位が高くなり、排水路の水が自然排水できなくなった場合、ポンプでくみ上げ、堪水被害を未然に防止するとともに、
農用地と地域住民の安心・安全に暮らせるための地域環境を守る重要な施設です。
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籠川転倒堰・取水口
頭首工、取水堰は河川やため池、湖などから農業用水に必要な水を取り入れるための施設です。頭首工とは、川の水を堰き止めて水位を調整する「取水堰」と、用水路に水を取り入れる
「取水口」を併せた施設の呼び名です。
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御船揚水機場
水路より高い場所にある農地に、水を揚げるポンプ場のことを「揚水機場」といい、一度、用水路の下流まで流れた水を汲み上げ、再利用されるものもあれば、谷底から大地の上の
農地に水を揚げる施設もあります。
豊田北部地区には、御船揚水機場と勘八揚水機場、勘八加圧揚水機場があります。
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